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  • 第8回 中国資本が日本を買いあさる日


     日本は、「円の国債」という水を注ぎ続けたため、受け皿となるコップの許容量を超え、水はじゃぶじゃぶとあふれ出す。
     その水をすくう人はいない。
     日本国民ですら、国債の信頼度が下がれば日本国債を買わなくなる。
     すると、さらに、金利が上昇。
     さらに、国債の引き取り手がいなくなる。
     国は国債が売れなくても、借金は返さなければならない。
     そのために国立公園などの国有財産を世界に向けて安売りセールする。
     そして、ここぞとばかりに中国資本が日本を買いあさる。

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     この個人的な想像は、少し極端なものとなったが、
     去年までのユーロ危機を見ていると、
     あながち、起こらないことでもないかも……。
     この連載は明日いよいよ最終回です。
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