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  • 第2回 自民党の経済政策の実力による円安ではない

     年末にアベノミクスと言われて、株高、円安が進んだ。
     さも、市場は安部自民党に期待しているかのように報道されていたが、
     各国の経済ニュースを見ていると、とくに阿部政権に期待しいるとは思えない。
     アメリカの経済紙は早くも安部氏は長期政権にはならないと予想している。
     オバマは財政の崖の延長戦で四苦八苦。日本の円高どころではない。
     日本とアメリカは、金の切れ目は縁の切れ目とばかりに、アメリカは中国に急接近。
     風見鶏が得意な韓国も、領土問題で中国に同調。
     2012年の為替は、円安に戻るのが自然の成り行きだったことをかえりみると、日本の政権交代はそのきっかけになっただけ。
     決して、自民党の経済政策の実力による円安ではない。
     だから、今回の経済政策は、物価だけが上がって給料はそのままという悪いシナリオに進むリスクは高い。