[わたしの売買ポイント:様子見というよりクリスマス気分]
為替相場は、アメリカ、ユーロ圏、中国の経済状況や政策の影響が大きい。そんな市場動向のなかで、残念なことに、わが国、日本の影は薄い。
しかし、ここ数ヶ月はその様子が違っている。
とくに、自民党政権、再登板のニュースが流れ始めると、円の価値は下がり始めた。
ドルの価値でいえば、安値は80円から高くても82円がせいぜいだったものが、10日ほどで一気に88円台まで上昇。
さらに、これまた珍しく世界市場から注目されていた日銀金融政策決定会合(本日12月20日)では、120兆円の資金供給がきまった、が!
インフレターゲットについては次回に保留。
市場は、インフレターゲット2%への期待があったようで、売り買いが交錯。
この政策に対しての基本的な流れとしては、ドル売りだと思うけど、ドルは下がらない。
んー、なんで?
ようするに、アジア勢は売りか買いかの判断がつかない模様。
アメリカの投機筋が、日銀の政策に失望してリスク・オフの円買いに走らないかなー。いっそのこと、アメリカのフィスカル・クリフ対策がクリスマス休暇後にもつれ込めば、円買いなるかなー。
そうすれば、絶好の買い場になるんじゃないかなー。
そうならないかなー。
あるプロ・トレーダーの解説では、市場参加者の少ない年末年始に投機筋がドルを売ってくるかもしれないといってたけど、ほんとうかなー?
少しだけ期待。